「焼きたて!!ジャぱん」 橋口たかし
焼きたて!!ジャぱん (1) 橋口 たかし 小学館 2002-03-18 by G-Tools |
日本を代表するパン
「ジャぱん」を作るんじゃ
パン作りには理想的な手、「太陽の手」を持つ少年・東和馬(あずまかずま)。もともと大のゴハン党だった数馬は、6歳の時に食べた「サンピエール」のおいしいパンで、パンの味に目覚める。フランスパン、ドイツパンなどのように、世界には国の名前を冠したパンがあるが、日本には無い。そこで和馬は、世界に誇れる日本のパンである「ジャぱん」を作ろうと模索をはじめる。
それから10年の月日がたち中学を卒業した和馬は、それまでに作り上げたさまざまな「ジャぱん」を武器に上京し、東京でも1、2を争うベーカリーショップ「パンタジア」に入社する。しかし……
「パンタジア」採用試験で知り合った、河内恭介(かわちきょうすけ)や、「パンタジア」グループ会長の孫娘・梓川月乃(あずさがわつきの)、アフロとサングラスがトレードマークのパン職人・松代健(まつしろけん)たちとともに、日本一の「ジャぱん」作りを目指す。