「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」 和月伸宏

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 (巻之1)るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 (巻之1)
和月 伸宏

集英社 1994-09
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幕末最強の剣客 明治の世に参上!

時は明治、帯刀禁止令が出され、武士と呼ばれる人々がいなくなった時代。「神谷活心流」人斬り抜刀斎を語る辻斬りが現れた。神谷薫(かみやかおる)は、父の残した神谷活心流を守るため、人斬り抜刀斎のニセモノを追う。

そんな時、緋村剣心(ひむらけんしん)と名のる男に出会う。彼は、幕末最強と呼ばれ、動乱の終結ととも
に姿を消した伝説の剣客。本物の「緋天御剣流」人斬り抜刀斎であった。

明治の世は剣を必要としていないため、剣心は必要されていないと考え、身を隠して生きている。しかし、彼の腕を知るものは、力を手に入れるべく戦いを挑んでくる。仲間を、薫を守るべく、身を削りながらも
戦い続ける剣心。戦いの中で過去と向き合い、自分の居場所を捜し求めていく。