「ヒカルの碁」 ほったゆみ/原作 小畑健/画 梅澤由香里二段(日本棋院)/監修

ヒカルの碁 (1)ヒカルの碁 (1)
ほった ゆみ 小畑 健 梅沢 由香里

集英社 1999-05
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囲碁の神に選ばれた幽霊に導かれ、少年は高みを目指す

小学生の進藤ヒカルは、祖父の家の蔵で、汚れた碁盤をみつけた。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する熱い想いが、ヒカルを囲碁の世界へと導いていく。

囲碁の「い」の字も知らず、ただただ、佐為の言われるがまま打っていたヒカルの前に、少年棋士・塔矢(とうや)アキラが現れる。佐為に完敗したアキラは、ヒカルの謎めいた強さに心奪われ、佐為の後を追いかける。一方ヒカルは、アキラの姿を見て囲碁の魅力を感じ、興味を持ち始める。

ヒカルとアキラは互いを意識し、共に「神の一手」を目指す。囲碁にかける少年たちの熱きバトル。

アニメやゲーム化もされ、子どもを中心に「囲碁ブーム」を巻き起こした作品。囲碁の復権に多大な貢献をした。